サーバー刷新で平均応答時間0.02秒に短縮(経産省基準速度の150倍)

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 15万人が利用する大手クラウド勤怠管理システム「バイバイ タイムカード」を提供する株式会社ネオレックス(本社:名古屋市熱田区、社長:駒井拓央、以下当社)は、2014年8月に実施した同システムのサーバ全面刷新によるパフォーマンス評価を初めて公開いたします。当社では、企業のクラウドサービス活用をよりよいものにしていくため、今後もシステムの品質向上・改善活動に取り組んでまいります。

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発表内容サマリー

【1】平均応答速度を2倍に、ビジネス現場の不満1位「速さ」をさらに強化

【2】スループット3倍で、安定性も向上

【3】各種の運用ツール開発によるメンテナンス性の向上

今回の刷新におけるポイント

【1】平均応答速度を2倍に、ビジネス現場の不満1位「速さ」をさらに強化
サーバ刷新前の月間の平均応答時間0.04秒に対し、サーバ刷新後の平均応答時間は0.02秒と約2倍の速度アップを実現。「クラウドサービスにおけるビジネス現場の不満」1位として挙げられた「速さ」がさらに向上。この平均応答時間は経済産業省が2009年に公表した「J-SaaSが最低限満たすべきSLA」(3秒)の150倍の速さです。

【2】スループット3倍で、安定性も向上
ハード、システム両面の大規模改善・調整を通じて同時処理可能数と、1つ1つの処理速度の両方を改善することでスループットが3倍に。アクセス集中時などの予期せぬ巨大な処理が発生した場合にも迅速に処理を終えられるため、安定性も向上しました。具体的には、ハードウェア等のスペックアップや・多種多様のシステムチューニング(プロセス数の調整、OSのキャッシュの調整、メモリ配分の調整、ネットワークの調整など)について取り組みました。

【3】各種の運用ツール開発によるメンテナンス性の向上
ログファイル、バックアップ関連ファイルなどの管理を自動化、アプリケーションサーバーの切り替えについても全切り替えとバランシングの手順を統合し、簡素化しました。クラスタリングやバックアップの内製化も実施し、メンテナンス性の向上にもつなげています。

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